una:chenter Vol.16、本番がいよいよ今週末に迫って参りました。
久し振りの連日開催、久し振りの特典CD頒布、初めての会場、そして初めての大入り。
お腹が痛いです(真顔)
さて今回はその入場者特典CD「Once Upon a Time Adaptation」をご紹介します。
Onceシリーズの台本をお借りしてこうしてリーディングライブとしてリメイクさせて頂くのも、恐らく今回が最後……という事で、急な会場変更に至ったお詫びと今年三回のバー公演の締めくくりを記念して、当方からのちょっと早いクリスマスプレゼントです。
このアルバムと本公演を、全てのお客様と親愛なる亜樹さんに捧げます。
全脚本:亜樹(AKITOLET)
全編集:Mr.Happy Land(音声劇団ばなわに!)
@青の髭の公爵<story base; Bluebeard>
ブルーウォンス公爵:山本モリヒト(オリジナル版:浅沼諒空、uc11版:原田直)
ロゼッタジェイス嬢:高野ぱぐ(オリジナル版:雪城あゆむ、uc11版:AYA、橋本美佳、荻野春奈子)
領主ハゼット:織倉俊哉(オリジナル版:上条巧、uc11版:小豆戒斗)
剣士チェスター:戸來真由美(オリジナル版:海堂淳、uc11版:永井晶)
ロゼッタジェイス嬢:高野ぱぐ(オリジナル版:雪城あゆむ、uc11版:AYA、橋本美佳、荻野春奈子)
領主ハゼット:織倉俊哉(オリジナル版:上条巧、uc11版:小豆戒斗)
剣士チェスター:戸來真由美(オリジナル版:海堂淳、uc11版:永井晶)
執事レヴェッカ:浅沼諒空(オリジナル版:アンドレカンドレ)
実在の人物ジル・ド・レをモデルにした「青ひげ」をベースにした残酷物語。それもどちらかと言えば心をぶっ刺しに来ます。亜樹さんによればシリーズ中屈指の人気作品とのことです。勿論、僕も大好きでしてuc11でもリーディングライブ化させて頂いたりもしました。
とにかくね、モリヒトさんのブルーウォンスが格好良過ぎ!嫉妬しそうやwwwそしてウォンス公爵の感情表現の推移の繊細微妙さ、巧妙さがストーリーの展開と共にひしひしと伝わってくると思います。もしも「声が格好良過ぎて台詞が頭に入ってこない!!」って人がいたら……
十回くらい聴き直しましょう。
ぺーちゃん演じる剣士チェスターは読み合わせの時には「ヅカっぽく」とお願いしてましたが、やはり声だけの演技しかも初スタ録って事で初々しさがそこかしこに感じられますね。そこも含めてかなりレアな音源になるかと思います。家宝にしてね!もしくはいじるネタにしてね!!(外道)
そして本作のもう一つの注目ポイントは、CD限定スペシャルゲスト!界隈屈指の女性ボイスコ高野ぱぐさんと、AKITOLETの常連こと織倉俊哉さんに電撃参戦して頂きました。ロゼッタは今までの中で最も威厳があり同時にしっとりアダルティな感じがしますね。全年齢の限界に挑む!的な(ちょっと違う……)。逆にハゼットは歴代でも一番激しい泣きっぷりですね(笑)そう言えば彼はいくつで領主の座に就いたのか未だに謎なんですが……(苦笑)
A緑の牢獄の囚人<story base; Wolf boy>
羊飼ウルフィ:小倉ミツハル(オリジナル版:織倉俊哉)
狩人ローレンス:松田遊也(オリジナル版:空閑暉)
少女グレーテル:杜和佑紗(オリジナル版:霧依アキト)
少年ヘンゼル:美鈴(オリジナル版:蓬ケイ)
村長アルフォンヌ:モリサキタテワキ(オリジナル版:浅沼諒空)
「狼少年」をベースにした、これまた残酷さフルスロットルな作品なんですが改めて録ってみるとそういう部分以上に「相容れない、理解し合えない悲しさ」というのが際立った作品と言えますね。あと登場人物がみんなピーキーなんで読み合わせを重ねてても演技作りにすごく苦労してた記憶があります。最終的には「考えるな、感じろ」で突っ切った感じが。
ウルフィを演じてくれたミツハル君。
そして松田さんのローレンスは実直さとウルフィへ歩み寄ろうとした気配が感じられるんですよね。優しさマシマシバージョンと申しますか。
日常担当こと村長さんのモリサキ君、俺がやった奴よりまともそうなおじいさんになりましたね(苦笑)村長役を一枚のCDで二回もやるので頑張って差異を付けてくれました。
そして非現実感担当、杜和さんのグレーテルと美鈴さんのヘンゼル。お二方の得意分野としっかり合致していた事もあり凄く蠱惑的でかつ物凄く安心感がありました。いやどう考えてもヤベぇキャラなんだけどね。
B瑠璃色の夢を見たXXX
少年セシル:小豆戒斗(初演時キャスト:ケイ)
少女アナベル:AYA(同じ)
青年オリバー:平峰裕太(初演時キャスト:mercy)
村長ヒューゴ:モリサキタテワキ(同じ)
本作で唯一の初音源化作品であると同時にベースを持たないオリジナル脚本(多分)です。更には唯一、オリジナル版のキャストが同じ役柄で続投している作品でもあります。作風も他二作とはかなり異なりますね。使用しているSEはかなり少なめですが地に足の着いた生活感がかなり強いと思います。脚本と演技による効果ですね。
セシル役の小豆にはとにかく「かっこよくはしないでくれ」と再三ディレクションした記憶があります。イケボになるな、と(笑)でも上述の地に足が着いた生活感を醸し出すのが上手くて、かなり可愛いセシル君になってくれたと思います。
そして平峰くんのオリバーは……イケメンになった!そしてだいぶ幼く頼りなくなった(笑)ここのセシルとオリバーは精神年齢があまり変わらなさそうだな……(苦笑)
続投キャストのAYA&モリサキは当然ながら安定してますね。特にアナベルは他の人には頼み辛かったので(苦笑)手のかかるやんちゃっ子をキャラとしてもCVとしても面倒見てもらっています。ラクさせてもらいました(てへぺろ☆)ヒューゴは本当にほんのちょびっとだけアレンジしてます。凝ろうと思えばかなり凝れるのかも知れないのですが、多分改編作業で忙殺されてしまうので……でもモリサキ君のパブリックイメージには一番近い役どころかも知れませんね
(それをぶっ壊すのが俺の仕事なんだけど:真顔)
あ、一応補足です。オーラスの台詞は読み間違いではなく、敢えて読み替えて貰っています。ご視聴の際に、その意図が伝わってくれれば幸いです。