さて、演目紹介のコーナーもいよいよ大詰め。
今回紹介するのは、我等ばなわにが2014年春に無料頒布した「ばなわに大丈夫?2014春の陣」に収録していた「櫻並木デ逢ヒマセウ。」これが初の朗読劇化と相成ります。
時は大正。若き文士・桃川。彼の前に現れた少女・桜子。
それは逢瀬と呼ぶには少し儚すぎるひとひら。
元園児・青葉さん(引退)のペンによる、彼のロマンティックな部分や文学志向が全面に押し出された珠玉の一本です。大変有り難いことに当時から内外問わず脚本への評価が高くてですね、今回の座組の面々からもペーパーノイズと1、2を争う人気振りでした。
もうね、前々からやりたかったんですよ!私ようやく本懐を遂げる事が出来ました!!(笑)
主人公の桃川役を託したのは、“AKITOLETの秘蔵っ子”織倉俊哉。華のある演技志向と舞台映えする風貌はこの表現形態に適しているのではないでしょうか?昨年春のVol.12以来の客演となりますが、以降も間を置かず活動と研鑽を続けている成果を是非皆様にご覧頂きたいと思います。
ヒロインの桜子役は、株式会社エスエスピーの有望株・芹澤けいさん。座組みでは鴨ちゃんというあだ名で呼ばれています。そうです私が付けました(余所見)さすがに勝負所での肝の座り方は折り紙つきですが、何より久し振りに「正統派のヒロイン役をナチュラルな声質と繊細かつ安定した演技でビシッと決めてくれる」人に身内以外で当たりました。実は結構貴重みたいです(ボイスコさんだと逆に多いんですけどね)
桃川の友人・梅田役には当園児のモリサキタテワキが務めます。今年はモリサキ君の強化年間なので血も涙も無くビッシビシとしごいていく所存です、皆さんも厳しい視線で暖かく見守ってあげてください(笑)
【キャストコメント】
「主人公の桃川役を務めます織倉俊哉です。 桃川は筆が進まず悩む中で桜子との出逢いを境に新たな創作意欲に燃えるのですが、それは彼が大事なものを思い出していく切欠でもあります。それを経ての桜子・梅田との対話で垣間見せる彼の言葉一つ一つに、是非耳を傾けていただければと思います。 春風のようなあたたかさと、桜の花のような儚さ。 そんな、春先の彩りを感じさせるちょっと切ない物語をお楽しみください。」(織倉俊哉)
「表題の通り、春の装いに満ちた大正の世の切ないお話である「櫻並木デ逢ヒマセウ。」。モリサキは主人公・桃川の友人たる梅田を演じます。今回演じる役に共通している事ですが、彼もまた自分の歩み方に葛藤を抱える人物。桃川との関わりで果たして何に気付くのか、物語全体の雰囲気と共に是非観て、感じていただければ幸いです。」(モリサキタテワキ)
[織倉俊哉扱い 予約フォーム]
個人HP:obsidian road
[芹澤けい扱い 予約フォーム]
[モリサキタテワキ扱い 予約フォーム]
個人HP:Flight with low torn
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posted by 今までありがとうございました。2011-2019 at 22:40|
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